「ラブすぽ」主催
角田夏実選手（柔道女子48kg級日本代表）トークショー

イベント内容

1．手を振りながら会場を練り歩き＆金メダルをかけての写真撮影

登場してから拍手と歓声が鳴り止まないなか、金メダルを首にかけて壇上で挨拶する角田夏実選手。そこで一斉に写真撮影が始まりました。そのままステージを降りて、会場を隅々まで歩きながら、にこやかに手を振る角田選手。「こっち目線ください！」「夏実ちゃーん笑って！」と、まるで記者会見のように会場から声援が飛ぶ中、時に立ち止まって手を振り、時に笑いながら金メダルを手にするなど、観客にシャッターチャンスを提供してくださいました。冒頭から約10分、角田選手が言葉を発するタイミングがないくらいの大歓声の中、トークショー始まって以来の長い練り歩きとなりました。

2．パリ五輪秘話

金メダルを獲得したパリ五輪エピソードをたっぷりと語っていただきました。世界選手権を制覇していた世界王者ながらオリンピックは初参戦。事前にリサーチした話や、地元フランス人選手との激闘、いわゆるゾーンに入ったエピソードや金メダル獲得した瞬間の話など、このトークショーではじめてお話する㊙エピソード満載で、会場中が固唾を飲んで聞き入っていました。熱気があるのに静かな会場、という緊張感の中、気さくに本音で話してくださる角田選手でした。

3．小学校、中学校、高校、大学と柔道家・角田夏実ヒストリー秘話

柔道を始めたきっかけから、柔道をやめようと思った話、そしてなぜ続けることになったか順を追って丁寧に振り返るトークでは、ファンも知らなかった秘蔵のエピソードが満載。後に角田選手の代名詞となる「巴投げからの腕十字固め」は大学時代に培われたことや、金メダル獲得に貢献した「研究癖」は当時柔道が強くなかった大学に進んだから、など、具体的に強くなっていった過程を話してくれました。また柔道とはスポーツである前に「道」であると両親から教わり、畳の上で喜んだりガッツポーズをしないことを心掛けているなど、心の持ちようの話には、会場のファンの方から感嘆の溜息が漏れていました。

4．２ショット撮影＆今井優子コーチのトークショー

ここからは壇上に上がって角田選手との2ショット撮影会。観客の皆さんは静かに移動して列に並ばれるのですが、本日の一大イベントとあって、皆さんの興奮が伝わってきました。終始笑顔でテンションMAXのファンを前に、優しくにこやかな角田選手。なごやかに撮影が進むなか、今井優子コーチとの臨時のトークショーが始まりました。角田選手との出会い、コーチから見た角田選手、角田選手も知らなかった舞台裏が語られ、お客さんはにわかに大忙し。今井コーチの話を聞きながら写真を撮りつつ、列に並んで2ショット待機と、この日一番、会場がざわざわしました。

5．質問タイム

2ショット撮影が終わり、質問タイムになると角田選手、今井コーチ揃って壇上に上がっていただきました。会場のほとんどのお客さんから挙手があがり、質問者を選ぶにも困るほど。
「混合団体戦、3勝3敗のタイで勝負はいよいよルーレットによって代表選手を決めるとなったときは、どんな心境だったのか」「柔道のルールが一部変更となる可能性があるが、角田さんにとっては有利なのか、不利なのか？」。さらには、期末試験真っ只中の女子高生から「今日も期末試験だったけど、赤点を免れたか自信がない。角田さんは高校の頃どのような勉強法で試験に臨んでいたか」会社員の方からは「時間をとても大切にしているという角田さんに、タイムコントロールをどうされているのか」などなど数多くの質問に、ひとつひとつ丁寧に答えていただきました。
またこの日、最大の盛り上がりが「もしタイムマシンがあったとして、同じ48kg級の田村亮子さんと時空を超えて戦った場合、どのような戦術で戦いますか？」とう質問がされた時。金メダリスト同士の試合展開を皆さんが妄想するなか、角田選手が「実は田村亮子さんの試合は研究していた。自分ならどう戦うか…」と話し始めて一同驚愕。質問を予想していたかのように、試合をシミュレーション済みだったときは「おお！」と会場から歓声が上がりました！

6．最後に記念撮影

皆さんで記念撮影をしてトークショーは終了となりました。

参加者の反応

角田選手が身振り手振りで動くたびに鳴り響くシャッター。角田選手が話している間、まったく音を立てずに聞き入る観客。今回はじめてトークショー参加というお客さんが多く、普段と違う会場のノリでしたが、皆さんとても礼儀正しく熱心な方たちで、終始テンションが高いイベントでした。また、初めて語られるエピソードが多く、ファンにとっては大満足で、帰宅の際は皆さん笑顔に包まれているのが印象的でした。

イベント詳細

• イベント名
  『角田夏実選手トークショー』
• 開催日時
  2024年12月12日（金）
  19時開演　21時終演
• 開催場所
  東京都千代田区一ツ橋1－1－1パレスサイドビル5F
  （東西線竹橋駅直結）
• 参加人数
  192名